合肥での留学
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合肥は安徽省の省都ですが、省都とは思えないほど静かな落ち着いた都市です。交通の要である合肥駅周辺も、他の省都と比べると閑散としています。大規模な高層ビルもほとんどなく、都市開発も決して進んでいるとは言えません。合肥市中心の繁華街も他の省都級都市と比べると小規模なものです。
安徽省は中国の中でも工業化が遅れた地域で、上海など近隣大都市への出稼ぎ労働者の供給源となっています。合肥はいかにもその省都といった感じの街です。ただ、それでも省都ですので、生活に必要なものは一通り揃っています。知名度がないだけに日本人留学生も皆無です。静かな環境でじっくり勉強したいという人には良いかもしれません。
交通の便も徐々に良くなってきており、最近では合肥から上海までは最速の列車で5時間足らずで行けるようになりました。 |
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合肥の基本知識
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合肥は安徽省の中央部に位置する同省の省都である。人口は500万人にも満たず、中国の省都の中では比較的規模の小さい都市である。合肥の歴史は古く、その由来は紀元前3世紀にまでさかのぼることができる。三国時代には魏の拠点都市となった。清末の政治家、李鴻章は合肥の出身であり、今も市内に旧宅が残っている。
合肥は科学技術の研究などが盛んであることでも知られている。教育部直轄の中国科学技術大学が置かれている。大手自動車メーカーである奇瑞汽車有限公司は、合肥の南にある蕪湖市を本拠としている。 |
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合肥のデータ
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人口:463万人(2005年)
面積:7,029平方キロ
行政区分:省会 |
合肥の気候
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年間平均気温:15.7度
年間降水量:1,000mm
年間日照時間:2,100時間 |
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